
我が国は、世界に類を見ない高齢化社会を迎え、疾病構造も大きく変わりました。
増加する癌、心臓病、脳血管疾病に対して、より高度な医療機能を要する様になってまいりました。また、一方では脳血管疾病や骨筋肉系疾病による障害に対するリハビリテーション医療も重要になって参りました。
私共は、これらに対処すべく、大隈病院においては癌、脳血管疾病の診断に有力なMRIの導入、心筋梗塞等の心臓病などの治療に不可欠な全身デジタル血管撮影装置を導入、循環器科の拡充をいたしました。また、増加する身体の機能障害に対しましては、おおくまリハビリテーション病院において、専門医師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、ソーシャルワーカー等の専門職を置き、急性期救急医療のみならずリハビリテーションの充実をおこなっております。
近くには最高の機能を持つ兵庫医科大学病院、3公立病院、26の私立病院、さらに多くの「かかりつけ医」としての診療所があります。当院では、これらの医療機関と緊密に連携をとりながら、小回りのきく身近な「かかりつけ病院」としての機能を発揮しております。
言うまでもなく病院は「建物」ではありません。その「建物」の中で働くスタッフこそが、その機能をまっとうするものであります。
私共は「病気を治すだけでない、病人さんの心も癒す」というモットーを各人が再確認し、地域医療に挺身する覚悟でございます。